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Satoru Suzuki

道の道とすべきは常の道にあらず

こんばんは!情熱男です。

記録的豪雨やら、猛暑日連続やら、日本の気候がおかしくなってきているのが気になってしかたありません。


道の道とすべきは常の道にあらず

(老子一章)



自然と生きる

生きがいは名誉、財産、地位の中になし という言葉だ。
人間が学んでいくべき理想的な生き方(道)は、日常生活で、世の中の人みんなが、「いい生き方」だといっている
生き方ではない。
今日まで世の中の人は、成長と拡大を目標として、身を粉にして、汗水たらし、弱肉強食の競争をくり返し、
勝ち組として生き残っていく生き方が、いちばん「いい生き方」だと思っている。が、数字ばかりを尊んで愛を忘れ、
人情を捨てて、目標設定のために走り続ける「生き方」が、真底から人間に生きがいを与えてくれるのだろうか?

もっともっと自然に逆らわない生き方が必要だという老子の言葉になる。

現代でまさに弱肉強食の社会人生活をしていると、そこにも楽しさがあるから楽しんでしまっているが、
ふと我に返ると「なぜこんなに忙しく働いるのだろう?」と思うことはある。
もちろん社会のために、より良いものを創ろうとか意義はある。老子はあえてそこにアンチテーゼを訴える。

老子に1つだけ言いたいことは、働くこと=人情を捨てる、とは限らないと思う。
ただそこに真剣になりすぎて、自然な生き方ができなくなるのはきっと間違えているのだろう。


あまり一つのことに集中し過ぎると、どうしても自然な生き方を忘れてしまう。
老子のような考え方を頭の傍らに置いておけば、良いストッパーになると思う。
偏らないために大事な言葉として心にしまっておこう。


自然に逆らわない生き方に、、、、情熱!!!