こんばんは!情熱男です。
子供の成長を見て、いろいろ考えさせられることが多いこの頃です。
今日はアドラーの言葉を取り上げてみます。
人は注目されないと、悪さをしてでも注目を集めようとする。
それに失敗すると、今度は自分の無能さを見せつけるようになる。
(アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉)
ここに書かれていることは子供についてで、
親にかまって欲しい子供は、
注目を集める(気を引く行動)
↓
力を示す(かんしゃくを起こしたりする行動)
↓
復習(親が押さえつけると、問題行動を起こして親に不快感を与え行く)
↓
回避(あきらめて努力しなくなる。様々な課題から逃れようとする)
というゴールに向かうそうです。
これはアドラー心理学を体系化したドルフ・ドライカース「不適切な行動の4つの目標」というものです。
人間の承認欲求をよく表してモデルですよね。
子供のことで書いていますが、これは大人にもはっきりと当てはまると感じます。
子供も大人もそうですが、相手が「どうしてそういう行動を起こそうとしているのか?」を
しっかりと察知する必要があります。特に親やマネージャーと言われる人は。
その時に初期段階(注目を集める・力を示す)であれば、「なぜ(どうして)そうするの?」という
質問で問題はないのですが、それ以降になると「理由」を聞いても逆効果になることが多いです。
よく仕事では「なぜ◯◯できないのか?」という理由(過去)を問う質問ではなく、
「どうすれば◯◯できるようになるか」という未来思考の質問をしようと言います。
望んだ姿があるから、子供も大人も何かのアクションをしているわけです。
未来思考の質問を早い段階からすることによって、より考えて行動できるように相手もなっていく。
好循環を生みやすくなると思います。
とはいえ子供を育てていても、ついつい注意ばかりしてしまったりするので、なかなか難しいものです。
しかし意識しないと、望ましい行動ができるわけもないので、めげずにやっていきましょう。
常に勉強の親子関係に、、、情熱!!!!
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