こんにちは!情熱男です。
40歳目前ではありますが、いろんな面で衰えを感じる今日このごろです。
気力でカバーで乗り切っている場合じゃない気がしますね。
そんな時に土光さんの言葉を取り上げてみます。
バイタリティとは
我流ではあるが、バイタリティは次のような式で表わせるのではないか。
活力=知力×(意力+体力+速力)
活力は単なる馬力ではない。やはりそのベースには知力がある。知識や技術がたいせつなのは、いうまでもない。
だが活力にとって、知力は必要な条件であるが、充分な条件ではない。
充分な条件とは、その知力を成果として結実させる行動力である。その行動力にとって重要な要素が意力・体力・速力なのである。
意力は意思・性根・やる気の源泉である。体力の重要さがみのがされているのは意外なほどだ。
速力は仕事のコンテクストより、タイミングを重視する態度である。
(土光敏夫 信念の言葉 より抜粋)
独特の表現で面白い。知力×行動力がバイタリティと言っていて、行動力を分解すると意力・体力・速力の和だという。
バイタリティはただ単に突き進む力ではなく、知力(知識や技術)があってはじめてバイタリティと言える。
知力を礎にしなければいけないんだ。皆さんはどんな知識・技術をもっていますか?
そこに掛け算で意思と体力とスピードが合わさり、バイタリティになる。
この方程式が成り立つのであれば、本来経験を積んだ大人がもっともっとバイタリティがあっておかしくない。
だって知力がベースになるから。体力とスピードが多少落ちたとしても意思の力は増している。
現実は、バイタリティ全体で減退している人が多いと感じる。比例せず、反比例してしまっているんじゃないか。
もしかしたら日々の学び、成長への勉学を怠っているのではないかと感じる。
普通に成長を意識して働いていれば、このバイタリティはどんどん増していくことがわかった。
もしもバイタリティを自分で感じなくなっている40代・50代がいるのであれば、普通じゃない状態にいるって自覚しよう。
学ぶ意識が減退しているか、体力やスピードがすでに衰えすぎている状態になるんだろう。
いつまでもずーっとバイタリティある大人が多ければ、子ども世代に良い影響を及ぼすに決まっている。
そういうサイクルがあって、はじめて国力みたいなものが増していくんだと思う。
最後の一文がすごい好きだ。「速力は仕事のコンテクストより、タイミングを重視する態度である。」
年齢を重ねるとすぐにリスクヘッジするようになる。でも仕事における速力とはタイミングを重視する態度なんだ。
つまり、「今」を大事にするってこと。これって感覚としてバイタリティをとても感じる。
バイタリティある毎日を送りましょう、、、情熱!!!!