こんばんは!情熱男です。
新しいことに取り組んでいるとどうしても不安がつきものです。
その不安の原因がこれを見て明確になりました。コルクの佐渡島さんの本です。
目標はメガネみたいなもので、正しいメガネをかけて現状分析をしないと、景色は歪んでしまい、正しい判断ができません。
「長期的」というメガネをかけないといけないときに「短期的」のメガネをかけてしまうと、余計な不安が発生してしまうのです。
不安は思考にバイアスをかけます。 不安だと、その不安を消すために「こうあってほしい現実」だけを見るようになってしまう。
本当は「10年後、20年後の成果」を求めないといけないのに、不安になると「すぐ得られる成果」を求めようとしてしまうのです。
ほとんどの不安は「自分の中」に原因があります。ところが、不安から自分を守ろうとして、その理由を外部に求めようとしてしまいます。
すると、不安になるような情報を排除してしまい、自分にとって心地のいい情報しか集められなくなるでしょう。これが怖いのです。
(ぼくらの仮説が世界をつくる 佐渡島 庸平 より抜粋)
会社が新しいことをやる時、どんなメガネをかけるかが重要ですね。
当然、長期的なメガネをかけて挑むはずです。まぁ情報スピードが増加しているので、長期というか中期的なメガネかもしれませんが。
スタートしてみると、当然いろいろな障害が生まれます。想定よりも競合が現れたり、想定外のコストがあったり。
そんな時、中期的に考えれば、どっしり構えながら小事に振り回されたりしないで、やるべきことを実行していくと思います。
しかし外部要因からいつのまにかメガネを短期的なものに変えてしまって、どんどん不安になっていく人が多いと思うのです。
そうすると、経営者から承認を得て戦い始めた現場は、実行し続ければいいものを、なぜか社内への説明に振り回されます。
そんなことをしていれば、得られるかもしれない成功も、当然確率を落としていくことになります。
そしてよくわからない理由で撤退してしまう。なっかたことになっていまう。
新しいことはやってみなければわからない。であれば、事業を成功するためにやるべきことを計画し、やり遂げさせる。
もちろんリカバリープランを並行させながら。そうすれば、成功も失敗も会社の糧となると思うのです。
事業というものは、それが成功したときに実現したい世界観があると思います。
手段は複数あるわけですから、当然失敗もあります。ただやるべきことをやれないで終わるのは、後悔を残すと思うのです。
そういう意味でも、事業実行者もそれを支える経営者も、実行にコミットしてメガネを変えずに戦うことしかないと思います。
元々目の前の成果の話をしていたはずはないんだから。実現したい世界観の話だったはずです
不安は思考にバイアスをかけてしまうのです。そのバイアスがかからないようにしないといけませんね。
根性論にもなりますが、意思決定と「粘り」ってことになるかもしれません。その世界を実現させるぞっていう粘り。
そんなことを考えさせられた一節でした。
実行あるのみ、、、情熱!!!!!