Passi ON
Satoru Suzuki

枠にとらわれない心の自由人

こんばんは!情熱男です。

0ベース思考、0ベース思考と思っていても、固定概念はなかなか剥がれないものです。
とにかく意識、行動をしていかないといけませんね。

常識を疑う



自らの常識を破る

どんなに経済変動が激しいときでも、常に利益率が5%を示す企業があります。5%が利益率の常識だと、経営者自身が思っているからです。
5%以下には落としたくないという願望が、強く意識の中に入っており、5%を割り込むことに対して、
何らかのアクションをとらせ、大きな落ち込みにはならないのです。
その半面、5%を超えようともしません。これが、メンタリティの恐ろしいところで、落ち込むことへの抑制になっても、
10%、15%と、さらに引き上げようとする意識にはなりません。これ以上は、不可能だと思い込んでいるからです。
つまり、目標を常識に基づいて設定することにより、常識のレベルの利益率をあげることで満足してしまい、それ以上の向上を望まなくなってしまうのです。
固定概念に基づいて、経営を行ってはいけません。枠にとらわれない「心の自由人(野人)」でなければ、クリエイティブな発想も高収益も達成できるはずがありません。
自らの常識を破り、自己を変革していくことが経営者には必要です。

(稲盛和夫)



業界に浸かれば浸かるほど、業界の常識となっている暗黙のルールみたいなものが足かせになっていることは多いと思います。
実際は「そういうもんだ」っていうことに疑問を持っている人も多いですが、それを壊すには相当なパワーが必要になってきます。

とくにここに書かれているような利益率の話になると、原価側(外注先だったり)・売上側(顧客側だったり)、が関わってきますので、
「なんでこんなに高いの?」とか「なんで◯◯という費用が乗っかっているの?」みたいなことが出てきます。
おおよそ提案する側はむやみな金額を提示しているわけではないのですが、業界水準とちがう料金体系を通すというのは至難の業ではあります。

しかし業界を大きくしていったり、業界のリーディングカンパニーでいくためには、そういう壁を壊していく必要があります。
そういう意気込みは経営層が課題をもって取り組んでいるはずではありますが、なかなか変わることはありません。
それは当然、現場に対して「変化への熱量」が伝播していないので、相手の現場へ伝わるはずもなく、玉砕していくことが多いように思います。

結局は「なぜ現在のスタンダードを壊す必要があるのか?」というディスラプトを目指す企業の人たち全員が同じ言葉で話すぐらいの
熱量があってはじめて進んでいけると思うのです。
そういう意味で組織とかチームとかのスピーディで暗黙の了解を含めた意思疎通はとても重要です。

最近ではPRに力を入れている企業が増え、経営のメッセージをPRの波にのせて、社員がそこで気づくようなことも増えています。
インナー、アウター両方から自分たちの進むべき道をハラオチさせていくような取組はとてもいいと思います。

実際「業界のルール」なんてものは、何年も前にできているものなので、マーケットとずれてきて当然なわけですから。

あらためて、今周りにある、ハラオチしないルールから新しい事業を考えていきたいですね。それが大きくなった時、めちゃくちゃエキサイティングなはずですから。
そんな経験を昔したので、その状況をまた創りたいってすげー思います。



自らの常識を破り、自己を変革していく、、、情熱!!!!